突然の倒産から派遣社員を経て正社員に

私が派遣社員になったきっかけは、ハローワークで社員になれる仕事を探していたところ、システム関係の事務で6ヶ月のアルバイトとしての勤務後、社員登録有りという仕事です。

ところが私がアルバイト勤務を始めて3ヶ月ほど経ったとき、会社の成績が思わぬように伸びず、日が経つにつれて会社の流れが思わしくなく勤務5ヶ月目にして「来月いっぱいで倒産することになりました」と聞かされました。そのときに事務の上司であった女性の方の友人に派遣社員登録をしている方がいると聞き、このまま仕事がなくなってしまっては困るので登録するようにしました。

上司の女性の方が私の性格や仕事の出来具合等を事前に派遣会社の友人に伝えてくれていたこともあり、簡単な面接後すぐに仕事が見つかりました。そこは建築関係の事務の仕事で後々社員登録有りということでした。会社の平均年齢が55歳ととても高く不安でした。勤務して何日か経っても簡単な仕事しかもらえなく、雑用ばかりでした。

女性の上司が1人いたのですが仕事を牛耳っておりなかなか仕事をくれないので、派遣会社の人に伝えました。派遣会社の方は何度も「何でも出来る方なのでどんどん仕事を与えてくださいね」と伝えてくれているのですが、それでも仕事が増えず・・・。私はこの会社にいる意味はあるのだろうか? 成長できる場所なのだろうか? と思い、辞めたい意思を派遣会社の人に伝えましたが「なかなか他で希望のエリアでの仕事がないのでもう少し待ってほしい」と言われ渋々勤務しており、気がつけば2年半が経過していました。

3年間勤務したあとは社員として登録するという契約があることを知り、このままではダメだと思い、ハッキリと辞めたい意思を伝えました。そして辞めることが出来ました。辞めてから数ヶ月経ってから私の希望エリアでの仕事が見つかりました。その仕事は金属関係の事務でした。過去に何人も私が登録している派遣会社から正社員になっている方がいると聞きました。しかも早くて4ヶ月で正社員の話があるとのことでした。

前回の仕事と違い仕事もたくさんあり大変でしたが、やりがいはありました。そして4ヶ月が経ったある日「正社員として迎えたい」との話がありました。私が働き始めたこの時代は、就職氷河期と呼ばれる時代で正社員の話がくることはとても貴重でありがたい話だったので、すぐに「お願いします」と伝えました。

その会社では正社員と派遣の差はあまりないのですが、ひとつだけとても嫌なことがあります。それは会議が多いことです。1週間に4回は会議をしているのではないかというくらい会議の多い会社でしかも1つの会議の時間がとても長いのです。気がついたら1日中会議に出席していることもよくあります。その会議は会社を良くする為に前進するために行うというよりも、社長の長い話をただただ聞くような会議です。誰もこの会議の意味はあるのかと聞くこともなく、ただただ話を聞いて会議に出席しています。

他にも社長の機嫌で1日の会社の雰囲気が決まるくらい機嫌に波がある人でとても苦手な人物です。私はなんとか耐えて過ごしていましたが、結婚を機に寿退社をしました。「またいつでも戻ってきてくださいね」と言って頂けることは有り難いのですが、戻る気は全くありません。そして今は妊娠・出産をして、働いていません。もし今後働くことになれば一応は登録している派遣会社に連絡はしてみようかと思いますが、その際は「どこでもいい、働けるのなら」という考えではなく、自分が成長出来る場所を探して、長く働いて行ける場所を探そうかと思っています。