派遣会社は登録当初が一番

派遣会社に登録したのは、結婚後すぐの事です。古い体質の会社で強要はされませんが女性社員は結婚をすると辞める風潮がありました。ハローワークも行きましたが、時給が低いのがネックとなり、派遣一本に絞り、4社ほど登録の梯子をしました。

その中の2社は求人誌に希望の仕事が掲載していたからで、残りは一応登録。職種は営業事務で時給が高かったのと、大手で3か月契約だったこと。仕事内容も前職を生かせることがポイントとなりました。 初めての派遣会社からの仕事でしたので、長期にするリスクを考えて短期間のものを選びました。

第一希望の派遣会社は一番の大手で、登録するのにパソコンのタイピング、ワード、エクセル、職歴表の記入など、相当の時間を要しました。 登録するのにこんなに大変なのだと疲弊したのを覚えています。 その日に求人誌に掲載していた仕事について伺うと、すぐに紹介できるということで、即決。他社でも登録はしましたが、すぐに仕事は始めない旨を伝えました。 他社での登録はもっと簡易的なもので、スキルは自己申告だけという所もあり、同じ派遣会社でも差があるのだと感じました。

派遣された会社には同じ派遣会社からの前任者がおり、その方に2、3日引き継ぎをしてもらい、スムーズに仕事が出来ました。 仕事内容的に記載と相違はありませんでしたし、職場の雰囲気も良かったのですが、あまりの忙しさに驚きました。しかし時給が高い分仕方がないと自分の中で納得出来る範囲でしたので、特に不満はありませんでした。

契約満了の3か月が過ぎ、その頃から別の登録していた派遣会社からも連絡を頂いていたので、そちらで仕事をすることにしました。 契約を満了した派遣会社からは特に紹介はなく、一か所だけの登録では空白期間が出来てしまうのだと認識。 こうして、複数の派遣会社から紹介された仕事を繋ぎながら、2、3年勤務しましたが、長期契約でないとどうしても空白期間が生まれ、時給が高くてもトータルで見ると会社員の頃と変わらない状態になりました。 派遣という立場が長くなればなるほど、次の仕事の紹介も遅く派遣会社での実情もわかってきて、あまりメリットがないと思い、再び正社員の仕事を探しました。現在正社員で働いています。

実情というのは、同じ派遣スタッフという立場の方々と情報交換した時に聞いた話の数々です。 大きな企業では複数の派遣会社から数人スタッフを雇っている所がありました。昼休みなどに、その方たちと話をする機会が多かったのです。 その情報によると、一番仕事を紹介してもらえるのは、登録時で、それ以降は厳しくなるとの事。次々と登録者は増えますし、年齢も若くなっていきます。スキル的に抜き出ている場合は別として、事務的な仕事は新規登録者優先。 コツとしては登録当初に良い職場を見つけて長期で働くことで、それ以降は難しいとのことでした。容姿も面接時にランク付けされており、受付などの職種により、それも加味されるということなど。

実際、派遣で働くことを辞めようと思ったあたりから、仕事の紹介も少なくなり、電話で説明された仕事内容と、面接時に会社側に説明された仕事内容と全く異なることもあり、不信感を抱くようになっていました。 また、別の会社の説明会みたいなものがあるからと言われて行ったときも、会場に着くと数社の派遣会社からピックアップされたスタッフが計10人程いて、スキルテストをやらされ、そこから振い落されたこともありました。

こちらから次の紹介をお願いすると、登録時に希望した職種でないものを紹介されたり、時給が低すぎて断ったりと時間ばかり過ぎていき、面倒になりました。 新しい所に登録すれば、求人誌に掲載されている条件の良い仕事に就けることもありましたが、登録する時間や労力を考えると正社員で仕事を探したほうが良いと結論に至りました。