親に勧められて派遣の世界に飛び込む

派遣社員に応募したのは、アルバイトも辞めてしまい実家でゴロゴロして過ごしていたためです。実家では、何も気にせずノンビリしていました。お金の心配やご飯を作るてまもありません。やはり実家だと仕事を探す気力がなくなります。

ある日、母に求人を見せられて「こんなのが良いのでは」と言われてとりあえず受けてみることにしました。まずは面接の予定等を電話で確認して、それから身だしなみを整えるために髪を短く切り清潔感のあるスタイルにしました。そして、会社の情報や、仕事内容等を調べました。全て頭に入れるのは無理ですがせめて作ってるものや会社の方針位は頭に入れて行きました。

面接には、二人の面接官と自分の三人で行いました。面接では、アルバイトの事や学校生活等を聞かれました。でも一番聞かれたのは、応募している仕事についての知識や、何が出来るか、大変な仕事だけど続けられるかこう言い内容が多かったです。少しテストも有りました。簡単な計算と読み仮名とレ点を打つテストです。初めは、なんでこんなのが必要なのかと思いましたが面接官の方が教えてくれました。字が雑過ぎて読めないとか、計算が苦手な人も居るそうです。指示されたとうりに出来ない人もいるそうです。テストの後にも少し話したりしましたがやはり派遣だから適当に上手くできるだろうなんてのは通用しないなと感じました。

それから、二、三日で採用の報せが届き、実家を出て会社の社宅に住み働き始めました。まず最初に感じたのが、正社員さんとのチカラ関係です。上下関係は、ハッキリしていました。仕事は、社員さんの指示どうりである事。面倒な仕事や、汚れ仕事は押し付けられました。良い社員さんも多いのですが、なぜこの人が社員で居られるんだろうと思う人もいました。それでも派遣社員は社員さんの指示どうり動いて、何か失敗やトラブルが起きると追求の仕方がキツイです。説明しても、納得いかないと怒鳴る人もいました。それでも派遣社員を続けて行けたのは、派遣社員同士が仲よかったからです。毎日社員さんから色々言われて理不尽に感じる時も有りますが、それを派遣社員同士で話したり飲み会とか出かけたりして発散していました。

派遣社員のキツイところは、正社員の人が有給をとるとその穴を埋めなくてはいけません。時には、休みが消える時もあります。派遣社員のイメージは、当初は正社員より給料が少ないのと手当の有無位に思っていました。でも実際は、給料はほとんど変わらず、仕事内容がキツイ。手当ては無いし、保証も薄いです。今は、改善されて来ていますがそれでも大変です。有給が使える頃が一番厄介です。正社員さん優先だから、ほとんどだせません。出せないと、有給が消滅したり、無駄なところで使わされます。

最終的に派遣社員として三年近く居ましたが、今は辞めてしまいました。派遣社員は、採用され易いですが、あまり得る物が有りません。逆に自分自身は失う物が多かったです。友達はほとんど出来ないし、出来ても直ぐに辞めてしまうからです。やはり正社員で仕事をするのが一番良いと感じました。でもなかなか正社員は見つかりませんよね。だから、出来るだけ派遣社員と正社員の関係をもうちょっと改善して欲しいと思います。正社員でなくても、長く続けてくれる派遣社員さんには会社から正社員にならないかと声をかけて欲しいとおもいます。そうすれば、良い人材が残って会社としてはいいことだらけだとおもう。正社員はコストが掛かるとか言われて居ますが、たくさんの派遣社員の出入りの方が、コストが掛かると思います。スキル的にも、正社員に引けを取らない人材がたくさんいます。派遣社員の経験でした。